結婚したがらない女性がこれだけ増えているのは自然なことだった!
日本生命保険が結婚に対する調査をしたところ、女性の方が結婚したくない、と思っている率が31%と男性に比べて約2倍の結果で、とても高く驚きました。でも、それだけ結婚したくないと思う女性が増えているのにはワケがあるはずですよね。そこで今回は女性が結婚したがらない理由について調べてみました。すると、納得のワケがたくさん出てきましたよ。では、さっそく見ていきましょう!
まだまだ男性社会
先進国の中でも女性の管理職の割合が欧米に比べて、ものすごく少ない日本。給料に関しても、男性の方がいまだに多くもらっていますよね?男女でこれほどまでに賃金格差があり、女性が働いても出世しにくい世の中ですから、仕事に生きたい女性は、結婚のことなど考えていられないでしょう。仕事が好きなら、結婚している暇はないと言えますよ。さらに仮に結婚したとしても、その後、妊娠によって一時的とはいえ、仕事の第一線を退かなければいけなくなるのです。どれだけ仕事が好きな女性にとって結婚と妊娠がリスクになるのか、おわかりになりますよね?結婚したがらない女性が増えているのも納得です。
結婚すると女性の負担が大幅にアップする
今のスタンダードは夫婦共働きです。首都圏では専業主婦になる人はあまり見かけません。そうなると、家事や育児の負担はどうしても女性にかかってきます。イクメンという言葉が流行りましたが、よくよく考えてみるとイクメンなんて言葉が流行ったこと自体が問題。それだけ男性が“育児に参加していない現状”を如実にあらわしているのではないでしょうか?よく働く既婚者女性が漏らしている愚痴の中に次のようなことがあります。“ほとんど旦那は家事をしない”“時短で帰宅しなければいけないのは常に私”。このような現状から、社会と男性の意識が昭和で止まっている限り、結婚することを負担に感じる女性は増え続けると思います。
結婚=面倒なことが増える
結婚のデメリットな面にばかり注目したくはないのですが、結婚することで確実に面倒なことも増えていきます。それは親戚づきあいが複雑になったり、お金を自由に使えなくなるなど、生活にダイレクトに及ぼす制限。そのような制限をこれまでひとりで自由に生きてきた女性が背負うことになるのですから、結婚=面倒くさいもの、だと思われても仕方ないかもしれませんね。筆者は今の結婚制度はすでに古くなっており、時代に合っていないと思っています。せめて事実婚くらいは認められてもいいのではないでしょうか?事実婚が認められれば、前述のような面倒な制限をあまり受けないでいられますし、もう少し結婚したいと思う女性も増えるのでは?と思います。
まとめ
少子高齢化をおさえようと、政府も頑張っているのかもしれませんが、なんだかとても的外れなことをしてばかりいる気がします。結婚を前向きにとらえる女性を増やしたいのなら、もっと抜本的な改革が必要になるのではないでしょうか。