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“もう会社に行きたくない”と思ったときにやるべきこと

この記事の担当 木下 あやみ このライターの記事一覧を見る

“もう会社に行きたくない”誰もが1度は思ったことがあるのではないでしょうか。それが一時的なものであれば問題ないのですが、長期的に及ぶ場合、もしかしたら会社員という生活スタイルが合っていないのかもしれません。特に何か別にやりたいことがあるようなら、思い切って、人生の方向転換をするのもいいでしょう。そこで今回は“もう会社に行きたくない”と思ったときにやるべきことについて書きました。

この先、お金を稼ぐ方法を模索する

じつは会社員として生きる以外にも、お金を稼ぐ方法はいくらでもあります。目の前の仕事にとらわれていると、別の方法が見えない状態に陥ってしまいますが、一度立ち止まって、冷静に考えてみると、そうでもないことに気づくはず。資格を持っているようなら、その資格を活かして開業することもできますし、技術を持っていれば、フリーランスとして、生きていくことも可能です。確かに、会社員を引退するまでは“本当に食べて行けるのだろうか?”と不安に思うこともありますが、一歩踏み出したら、あとは進むしかありません。不安を感じている暇はなくなります。また、技術や資格を持っていなくても、地方に移住して農業をはじめるなどして、会社員時代よりも精神的に満たされた人生を送っている人もたくさんいます。会社員として“普通”に生きていくことを捨てたあとは、すべては自分の選択と覚悟次第となるのです。

この先もこんな人生でいいのか自問自答してみよう

極端な話、人はいつ死ぬのかわかりません。1分後かもしれませんし、1秒後かもしれません。つまり一分一秒も無駄にできないのです。いえ、無駄にしたら損だと言った方がいいかもしれませんね。永遠に続くように感じる辛い会社員生活…。安定と引き換えに、一緒に働く人も選べない、毎日通勤しなければいけない、といった重圧を背負いながら生きていかなければなりません。もちろん、中には安定した環境で人間関係に恵まれ、幸せな会社員人生を送っている人もいるでしょう。しかし、毎日、会社に行きたくないと思っているようなら、人生のほとんどが苦痛な時間と化してしまいます。なぜなら、一日の大半は仕事の時間なのですから(日本では)…。そんな毎日を送っていては、体調も精神も狂っていきます。“これまでこれからも、会社員として消耗し続けていいのか?”自問自答してみましょう。真剣に己に問えば、何らかの答えが見えてくるはずです。

安定への依存心を捨てる

会社員=安定、といった神話はすでに存在しないも同然です。会社員でいればとりあえず守られている感があるかもしれませんが、じつは守られていません。会社が倒産すれば、即職を失うことになりますし、今の時代、3分の1以上が非正規雇用。この先も、非正規雇用は増え続けるでしょう。今の段階で正社員としてのキャリアを守れていたとしても、いつ転落するかわかりません。好きでもない仕事をし続けた結果、うつ病になり、休職後、退職、非正規雇用になる人も少なくないのです。(非正規の働き方が悪いとは思えませんが、正社員との賃金格差と保証の差がひどい)そうなる前に、会社員として生きていくことが本当に自分にとって幸せな道なのかどうか考えた方がいいかもしれません。会社に依存せず、自分の足で人生を踏みしめていく道の方が、あなたにとって幸せだということもあるでしょう。

まとめ

筆者が思うに、そもそも“会社員”という言葉に違和感を抱く人は、独立開業向けのような気がします。もし、あなたも会社員という言葉に違和感があるようなら、“会社に通勤する”以外の生き方を探してみるといいかもしれません。

この記事の担当

木下 あやみ / Kishita Ayami
このライターの記事一覧を見る都内在住のフリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、現在はフリーライターとしてコラム執筆、ライティングを複数のWEBサイトで行う。