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いまソロ活男性が増えているのには、これだけのワケがあった!

この記事の担当 木下 あやみ このライターの記事一覧を見る

「ソロ活」という言葉が世の中に流れ始めて久しいのですが、晩婚化、未婚化がこれだけ進んでいるのには、それなりの理由があるはずです。家電が発達したから結婚する必要がなくなった、年収が減ったから未婚率が上がったなど、さまざまな理由があげられていますが、実際のところソロ活男性はどうして独身のままなのでしょうか?今回は周りにいる男性にソロ活しているワケについて聞いてみました。
 

自由なままでいたい

“結婚は束縛”だときっぱりと言い切るA氏は同年代の年収をはるかにうわまわる収入を得ていて、都心の一等地に住んでいます。なんでもお金を自由に自分のためだけに使える今の生活が最高だそうで、結婚は考えられないとか…。また、旅行、食事など大抵のことはひとりでできるため、伴侶の必要性を感じないそう。恋人はいるときもあるけど、半年以上交際していると、飽きてしまうとのこと。“仕事を続けられるうちは独り身でいたい、いや一生ひとりでもいいかな。人はひとりで生まれてひとりで死ぬんだから”とA氏は言っておりました。

A氏のような高収入で何不自由のないソロライフを送る男性は、逆に結婚をリスクと捉える傾向があるようです。まぁ、伴侶を得れば安心感はありますが、束縛や干渉もありますからね。そう思うのも仕方がないのかもしれません。

趣味が楽しすぎる

“すでにいまは結婚する意味を見失った時代に突入している。ソロでどこまでたくましく生きられるか問われる時代が来ている”と熱く語るRさん。30代後半でフリーランスの仕事をして、忙しい毎日を送っています。しかし、Rさん結婚願望は皆無だそうで、趣味に一生を捧げたいとのこと。Rさんはアウトドア派でたくさんの趣味を持っています。休みが取れると、山や海に出かけ自然の中で遊びまくるのが、最高にハッピーだそう。

趣味が楽しいと結婚なんてどうでも良くなる気持ちは筆者にもわかります。結婚すれと趣味にかけるお金や時間まで制限されそうで、怖いんですよね。理解ある伴侶に恵まれれば良いのですが、それは結婚してみないとわからないし、リスクを負うくらいなら、ソロ活ライフを楽しみたいって思ってしまうのも頷けます。

ひとりが気楽だから

“結婚願望がまったくないわけじゃないけど…”と言うTさん。ですが、気楽なひとり暮らしがやめられないとのことで、自分は結婚に向いていない、と悟ってしまったとか…。過去に何度か同棲の経験はあるものの、どれも上手くいかなかったそうです。“人と一緒に暮らせるかどうかって才能なのかもしれない”とため息まじりに話すTさん。ひとりの気楽さをなかなか捨てられず、ときには悩むこともあるようです。

Tさんのような男性が一番多いのではないかと思いました。ひとりでいれば気楽ですが、まだまだ世間は“結婚すべき”と無言の圧力をかけてきて、シングルの男性を悩ませるのです。これだけ多様な価値観が生まれた日本で、果たして今の結婚制度は正しく機能しているのか?筆者は疑問を感じずにはいられません。

まとめ

いかがでしたか?ソロ活を大いに楽しんでいる男性たちがシングルでいる理由はさまざま。しかし、人の価値観は常に変わるものです。ある日、突然“ソロ活ライフはもういいや、結婚したい!”と思う可能性もなきにしもあらずでしょう。ただ、それまでは今のソロ活ライフを思う存分楽しんで、後悔しない人生を送ってもらいたいものですね。

この記事の担当

木下 あやみ / Kishita Ayami
このライターの記事一覧を見る都内在住のフリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、現在はフリーライターとしてコラム執筆、ライティングを複数のWEBサイトで行う。