雇用も給料も関係なかった！未婚率が高まっている本当の理由・4選

年々上がっている未婚率、どうも雇用が不安定なことや給料がアップしないことだけが原因でないような…それが近頃の私の見解。だって、一昔前の人たちは、もっと貧しい時代だったにも関わらず、結婚して子供がいるのが当たり前だったわけでしょ？
未婚率が高まっているのは、もっと違う原因があるんじゃないかしら。

古典的理想が捨てられない男と社会性を身につけた女

男性はいつまでたっても昭和を引きずっている気がするの。世はとっくに平成になっているというのにね。特に日本では若くて自分よりも弱い女が求められ続けている。それに反して、女性は社会進出も進み、20代は仕事を頑張り、気づけば30代に突入していた、なんてことがあるわけよ。
もうお分かりかしら？ 平成の世は、か弱く男性に頼ることが美徳なんて思っている女性は生き残れないの。超お金持ちで家事手伝いの女性だって、読者モデルやったり、自分で料理教室なんかを開いている時代なのよ。男女の結婚の理想は根本的にミスマッチってことね。

婚活市場に普通の男性はほとんどいない

私がよく耳にするのは、婚活パーティーやお見合いには良い男が来ない、という話。これ、事実だと思うの。女性は、何だかんだ言っても、結婚への希望を捨てていない、いや、身ごもる立場だから、生物学的にも捨てきれないのよね。一方の男性は、結婚しなくても何とかなるって考えている人が多い。だから、婚活なんかせず、気のおけない仲間と遊んだり、趣味に生きていたりする。それで満たされちゃうの。昔のようにお節介な親戚のおばさんがいないから、お見合いっていうのも、減ってきているしね。
なかなか男女が上手く出会えなくなっているのも、未婚率が高まる大きな原因になっていると思うの。

簡単に誰とでも繋がれる世の中の弊害

現代人はコミュニケーション過多に陥っている気がする。常に誰とでも繋がれるSNSもあるし、スマホ持っていれば、Lineで気楽に連絡を入れることもできる。すごく便利よね。でも、コミュニケーション過多って良いことばかりじゃないの。とにかく“人疲れ”するし、人によっては、休日、家に閉じこもりたくなるほど、人を避けたくなることもあるんじゃないかしら？ そうなると、恋愛どころじゃないわね。恋愛をしたい気持ちが減退しても無理ないわ。
これはトンデモなアイデアかもしれないけど、婚姻率を高めたいのなら、SNSをやめて、ガラケーに戻して、常に誰かと直接会って話したい、という強い気持ちを持つ必要があるかもしれないとまで思うわ。

恋愛結婚が主となったから

恋愛してから結婚というストーリー、誰もが憧れたことがあると思うの。けど、恋愛結婚が主になったのはほんの数十年前のこと。その前は、結婚相手と結婚式で初めて会う、なんてことが普通にあったのよ。けど、現代人は恋愛してから結婚しなければ、と幼い頃からインプットされ続けているわけ。結婚の前に恋愛が必ずあるのよ。そうなると、結婚へのハードルっておのずと上がると思わない？ 恋愛する前から、面倒くさくなることさえあると思うの。
そうやって色々考えていくと、未婚率が高まるのも無理ないわね～。

まとめ

未婚率が高まり続けていったら、いつか独身の老人が寄り集まってちょっぴりお洒落なシェアハウス暮らしをする、なんてことも普通になる気がするの。それもそれで、楽しそうだし、悪くはないんだけど、やっぱり結婚はしたいわよね～（私も含めて）。