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【前編】質問力、Lineの返し方|カラテカ・入江慎也流、ビジネスに繋がる人脈を広げる秘訣 セミナーレポート

木下あやみ
この記事の担当 木下 あやみ このライターの記事一覧を見る

1月某日 東京都 新・連携事業としまして、ウェブトラスト協力のもと、人気お笑いコンビ、カラテカの入江慎也さんをお迎えして講演を行いました。究極の水商売とも言われている芸能界の中で、多方面で活躍されている入江さん。その入江さんにビジネスに繋がる人脈を広げるコツについてお話していただきました。では、さっそく見ていきましょう。

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その場で連絡先を聞くのが一番

僕はカラテカというコンビで活動して19年目で、普段はルミネtheよしもと、深夜のバラエティ番組に出演したり、こういった講演会にも出演させていただいております。また、これまでに3冊ほど人脈についての本を書かせていただいておりまして、最近、出版したのが『社長が落ちる接待力』という本で、帯はサイバーエージェントの藤田さんに書いていただきました。

 

偶然、今田耕司さんと一緒に飲んでいるときに、藤田さんとホリエモンに遭遇したんですね。僕は“この人ともう一度繋がりたいな”と思った人には連絡先を聞くことにしていて、藤田社長とも連絡先を交換したんです。そしたら、次の日の朝、なんと藤田さんの方からメールをいただきまして、ダメ元で「書籍の帯を書いていただけませんか?」と連絡したところ、オッケーをもらいました。

 

僕は「人脈をどのように作ったらいいのか?」と聞かれることが多いのですが、人脈は勝手に広がっていくものだと思っています。みなさんも、この人と繋がりたいな、と思ったら絶対に連絡先を聞いてください。SNSで後から連絡という手段もあると思うのですが、その場で連絡先を聞くのが一番です。人脈作りで大事なのは、一歩前に踏み出すことですね。

現状に満足せず先を見据えること

僕は満足したら終わりだと思っています。10年前くらいに、はじめてダウンタウンの松本さんと飲む機会があり「うわ、まっちゃんだ」って感じで、すごい緊張して粗相がないようにしようと松本さんに一生懸命お酒をついだことがありました。実はその席に、世の中に出る前の次長課長の河本さんもいて、河本さんはお酒を作ることなく、ずっと松本さんに面白い話をしていたんですね。

 

松本さんが帰った後、河本さんに「入江ちゃん、お酒作るためにこの世界に入ったんか?ちゃうやろ、おもろい話をするために入ったんやろ?」と言われたんです。そのとき、気付かなかったんですが、河本さんはもっと先を見ていたんですよ。数日後、河本さんはすべらない話の一発目が決まりましたから、すごいな、と。僕はお酒を作ることだけに満足していたんですが、河本さんは違ったんですね。その差が、今の差だと思っています。

 

僕は街で電話番号を聞かれると教えるようにしているんです。どんな痛い奴にも教えます(笑)。でも、たいがい連絡してこないんですよ。ただ、前に進もうとする奴は必ず連絡してきます。連絡先を聞けたという事実だけに満足せず、一歩前に進んでいただければ世界が変わると思います。独身の方は、あの子かわいいな、と思ったら連絡先をぜひ聞いてください(笑)。すべては出会いです。

たったひとりの弟子の人生が変わった瞬間

僕にはひとり弟子がいるんですが、3年前にお笑いライブが終わり、外に出たときに、20歳くらいの男の子が立っていまして、突然「すみません、入江さん弟子にしてください」と言ってきたんです。僕がビックリして、「どうした?お前」といったら、僕がテレビで人脈広いって言っているのを聞いて、このままで人生終わるのはやばい!と思って、パチンコ屋やめて、弟子にして欲しくて来たとのこと。

 

場所は渋谷だったんですが、そいつは埼玉県の草加から歩いてきたって言うんですよ。しかも、持ち金が150円しかないって。「そもそも弟子とか取っていないんで、お前に教えられるお笑はないんだよ」と言ったら、そいつが「入江さんのお笑いに興味がないんで」と言ったんです。地味に失礼な奴じゃないですか?(笑)。

 

でも、何故か気になり、そいつに「月1のお笑いライブに来い」と言ったら、そいつが毎月見に来るようになったんです。それが8ヶ月間くらい続き、ついには僕の飲み会に呼びました。そいつを先輩や後輩に紹介し「将来どうなりたいんだ?」と聞いたら「自分ビックになりたいんっすよ。ガクトみたいになりたいんっす」と言って、笑いが起きました。

 

それで、そいつがあまりにもビッグになりたい、弟子になりたい、本気だと言うから、どうしようかと思っていたとき、放送作家の鈴木おさむさんが「じゃあ、お前、俺の運転手やれよ」と言ってくれて、そいつは3年前から鈴木おさむさんの運転手に。

 

そいつはパチンコ屋人生から俺のところにきたことで人生が変わったんです。みなさんもやり遂げたいという目標があったら、やり続けたら、絶対に何かに変わっていくと思います。彼も今では、今田耕司さんと飲んだり、スマスマの会議に出てキムタクにいじられたりとか、すごい人生が変わりましたよ。この人と繋がりたい、と思ったら、グっと近づくことが大切ですね。

質問する人は出世する

「どんなときにネタ考えたんですか?」「どうしたら先輩みたいになれますか?」などと、聞いてくる後輩はすごく可愛いんですよ。僕も質問するタイプなのですが、わからないことはどんどん質問すべきだと思います。質問する癖を身につけると、上司や先輩にうざいな、と思われたとしても、結局は可愛がられるものです。

 

2年前、名古屋での講演会での出来事。質疑応答のときに、前から2列目の人がガンガン質問してくるんですよ。「入江さんってどうやって人脈広げたんですか?」「入江さんって凹むことあるんですか?」とかね。で、講演会後のご飯会に行ったらその方がいたんです。その方、なんと社長さんだったんですよ。それで「すみませんでした!」と言ったら、その社長から「夢を応援させてください」と言われ、イベントの度に、何百万も協賛してくれて、応援してくれています。縁ってデカイですよ。みなさんもどんどん質問してください!

 

人脈を作るのに大事なのは「WBC」

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これさえあれば、友達も人脈もできます。ぼくはWBCと呼んでいるのですが、Wは笑うですね。人の話は笑うんですよ。暗い奴より明るい奴と一緒に仕事したいものだし、僕も笑う後輩とご飯行きたいと思いますしね。笑わない後輩だと、ずっと自分がすべっている感じになってしまうんですよ(笑)。

 

Bはビックリです。先輩がすごい給料入ったからと言って美味しいお寿司を食べに連れていってくれることがあるんですよ。そんなときに「うわ、めっちゃ美味しいじゃないですか!」と言う後輩がいると、うれしくないですか?笑ってビックリして、最後はですね、チェックするです。

 

たとえば、飲み会でお酒がないかな?というチェックもありますし、上司がネクタイ変えたな、髪の毛切ったな、とチェックして言ってあげることがコミュニケーションに繋がります。芸人であれば、オンエアを見ている後輩の方が可愛いんです。宮迫さんとよく飲ませていただいているんですが「兄さんあの番組見ました」と言った方が、話がスムーズになるんです。

 

WBC、笑ってビックリしてチェックする、は今からすぐできることなんで、みなさんぜひやってみてください。これ家庭でも使えることですから、笑った方がいいですよ。チェックとか難しかったら、笑ってくださいね。笑いはデカイですよ。

 

自分の武器を作るためには?

ひとつ人に負けない武器を持っている人だと、誘いやすくて、一緒にビジネスをしたくなります。武器は何でもいいんですよ。吉本だけで言うと芸人が8千人くらいいます。そっから、ホリプロ、ナベプロ、人力車などを入れると、相当数の芸人がいます。みなさんテレビを見ていてわかっていると思うのですけど、売れている人に仕事がまわるようになっていて、なかなかテレビに出られないのが現実なんです。だから、僕はこうやって講演会をやるなどして、違うところで活動しているんですね。

 

武器をひとつ持つことで、生活が変わってくるんです。車の運転が上手い、酒が強い、カラオケが上手い、何でもいいと思うんですよ。どうしても自分の武器がないと思っている人は、暇も武器だと思ってみてください。“お前、何ができるの?”と聞かれたら“時間があります”と答えてください。暇というのはすごい武器だと思うんですね。いつでも声がかけやすいですから。

 

僕の吉本の後輩で高倉引越しセンターというのがいるんですが、舞台やテレビにもほとんど出ていません。でも、引越しが半端なく上手いんですよ。僕も引越しのバイトをやっていたんで自信があったんですが、高倉は引越しが半端なかったんですよ。それから、引越しがあるたびに、高倉に頼んでいます。

 

高倉は他の大手よりも安いですし、秘密を守り、丁寧なんです。今、彼は某有名芸能人や某人気グループの引越しも全部やっているんですよ。年に何回か引越し特番にも呼ばれていて…(笑)。そういう人もいるんで、いっこ武器を磨けば、人生どんどん変わっていきます。僕の武器は人を紹介することです。それは他の芸能人にはできないことだと思っています。

【後編】会社で人脈が広がるGMO へ続く

この記事の担当

木下あやみ
木下 あやみ / Kishita Ayami
このライターの記事一覧を見る都内在住のフリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、現在はフリーライターとしてコラム執筆、ライティングを複数のWEBサイトで行う。